Menu

地盤改良工事

Home

地盤改良工事

弊社では、地質地盤調査の解析データをもとに、軟弱地盤に対して下記の地盤改良工法の中から最適な地盤改良工法を選定し、地盤改良工事を行っています。

表層改良工事

原理

建物の荷重及び人や家具などの積載荷重は、基礎より土中に分散します。
その分散角度は約30度で広がっていきます。

基礎底面に5tf/m2がかかった荷重も「地盤改良」で1m固めた場合、分散して1m下では、3.3tf/m2と小さくなります。 現状地盤の支持力が3.3tf/m2とすると釣り合いが持て、基礎が安定保持する原理です。

施工方法

軟弱地盤にセメント系固化材を混ぜ、転圧し、水和性硬化反応を利用して地盤の安定処理を行います。

特徴

建物下表層部全体を改良する為に、基礎形式を変更を伴わなくても施工できます。
強風時の施工には、発塵抑制型固化材もあります。

改良イメージ

表層改良工事

乾式柱状改良工事

原理

基礎直下に配置された柱状の改良体は、建物の荷重及び積載荷重を受けて、地盤に伝えます。
主に、改良体の先端の抵抗力と周面の摩擦抵抗で支持する原理です。

施工方法

アースオーガーにより掘り出した土砂にセメント系固化材を混合して埋め戻し、 オーガーの正転逆転を繰り返して、撹拌混合、締固めを行い、柱状の改良体を作ります。

特徴

軟弱地盤が2~8m以内に堆積する地盤に採用できます。(但し、地下水位がない場合に可能)
低振動、低騒音で施工でき、改良体周辺部のアルカリ度影響が抑えられます。

改良イメージ

乾式柱状改良工事

湿式柱状改良工事

原理

基礎直下に配置された柱状の改良体は、建物の荷重及び積載荷重を受けて、地盤に伝えます。
主に、改良体の先端の抵抗力と胴面の摩擦抵抗で支持する原理です。

施工方法

ミルク状にしたセメント系固化材を地中に注入しながら撹拌翼で掘削、混合を繰り返し、 柱状の改良体を作ります。

特徴

軟弱地盤が2~8m以内に堆積する地盤(乾式柱状と同じ深さまで)で、乾式柱状改良体工事が使えない地下水位が高い場合に採用します。

小口径鋼管の打ち込み不能な「玉石混じり層」「レキ質層」で施工可能です。
低振動、低騒音で施工できます。

改良イメージ

湿式柱状改良工事

鋼管杭圧入工事

原理

建物の荷重及び積載荷重を小口径鋼管杭を介して地盤に伝えます。
この小口径鋼管杭の支持力は大部分、先端部の抵抗力により発生させ基礎を安定保持する原理です。

施工方法

直径101.6mm~216.3mmの鋼管を支持層まで打設します。
最近では低振動の回転圧入方法が主流です。

特徴

軟弱層が厚く、建物荷重を直接基礎また柱状改良杭で施工できない場合、支持層が約20m以内で確認できた場合、採用できます。

杭材が強い打込力に耐えられるので、多少の地中障害物は、排除貫通し、所定の支持層まで達することができます。
鋼管杭の軸力方向圧縮応力が大きいので大きな支持力を得ることができます。

杭の断面積が小さいので打ち込み効率がよく、排土量が少ないため隣接施工や密集施工が可能です。

改良イメージ

鋼管杭圧入工事

RES-P工法

原理

軟弱地盤中に一般構造用炭素鋼鋼管で径48.6mmのパイプを貫入し、パイプ周面の摩擦力とパイプ先端の支持力及び地盤の地耐力との複合作用により、地盤の支持力増加と 沈下低減を図ります。

施工方法

専用機械を用いて施工しています。
設計に基づいた配置のとおりに、パイプ(細経鋼管を)を低振動の回転圧入で地盤に貫入するのが主流です。
施工時にはパイプの垂直性、貫入深さ、貫入抵抗を同時に記録します。

特徴

パイプの支持力と地盤の支持力との複合作用により地盤の地耐力を大幅に強化し、地盤の支持力増加と沈下低減を図る住宅の基礎地盤補強工法です。

また低振動・低騒音で、施工機械が小型のため狭い土地にも施工は可能です。

改良イメージ

RES-P工法

ジオクロス工法

弊社は「ジオクロス工法」の特約店となっております。(担当:八田知之)
詳しくはこちらをご覧下さい。
ジオクロス工法は認定工法です。
→詳細はこちら

PAGE TOP